学術集会長挨拶

第5回日本メディカルAI 学会学術集会
大会長 山本 陽一朗
(理化学研究所革新知能統合研究センター)

 2023年6月17・18日の期間に、日本メディカル AI 学会の第5回学術集会を、東京の国立がん研究センター研究所にて、ハイブリッド形式で開催する予定でおります。
 本学会は2018年に設立されてから持続的な成長を続けており、現在、会員番号は1500を上回り、2000に達しようとしております。そして、メディカルAIを取り巻く環境も日々大きく変化しております。AI技術の発展や安定化が進むと共に、医療への実応用が次々と進んでおります。また、世界レベルでメディカルAIは力強く推進し、新たに生じる課題に向き合い、解決し続けております。さらに、本邦から積極的に発信してきた説明可能なメディカルAI、そしてその先にある発見的なAI技術は、臨床面だけでなく基礎医学分野においても幅広く使用され、現代医療の限界への挑戦に貢献しております。そこで、本学術集会のテーマを「メディカルAIの深化と飛躍~医療の限界に挑む」と致しました。一方で、AI分野の問題点としてその人材不足は常に挙げられています。これまでの学術集会でも取り上げられてきたメディカルAI教育を、引き続き重要なテーマの一つとしてとりあげることで、次世代への架け橋を作りたいと考えております。
 本学会の特徴として基礎医学・臨床医学・情報科学・システム工学・ハード開発など多彩な分野の専門家が、分野の垣根を超えてメディカルAI分野の発展に邁進していることが挙げられると考えています。そこで、幅広いコミュニケーションを通して、本分野のさらなる発展に結びつけられるような学術集会にしたいと考えております。メディカルという名のもとに本学会が目指すものは、患者さんへの貢献です。世界的な問題が積み重なっている現在ですが、メディカルAIを通して少しでも多くの方々に安心を届けることを目指しております。
 興味深く、かつ意義のある学会となりますように、スタッフ一同、最大限の準備をさせていただきます。皆様のご参加を心からお待ち申し上げております。